カテゴリ: 育児の日常

昨年、保育士試験を受けて、数日前に合格通知が来ました。

一昨年、1歳半健診で息子が発達の遅れを指摘されたのをきっかけに、私がもっと勉強しないと…と思って幼児教育や児童発達などの本を読むようになりました。その流れで保育士試験の参考書を入手したので、せっかくだからこれ受けてみようかな?と思って申し込んだ次第です。
明確に「保育士になりたい!」と思ってのスタートではなかったのですが、勉強してる内に、保育士って大切な職業だなあ、実際なれるかどうかは別としても、資格は取っておきたいな、と思うようになりました。


保育士試験は、「8科目の筆記(保育原理、教育原理・社会的養護、児童家庭福祉、社会福祉、保育の心理学、子どもの保健、子どもの食と栄養、保育実習理論)」+「2種類の実技」という構成です。

テキストは去年の頭からちょこちょこ読んでいましたが、本格的に勉強を始めたのは夏くらいから(夏に受験を申し込む際、費用が1万3千円かかったので、これは絶対に落ちてはならないと思い……。高すぎじゃないですか……?)。
毎日息子が寝てから1〜3時間くらい勉強しました。でもうちの息子は、熟睡しているように見えて私が布団から抜け出すと即座に察知して泣き出すという特技の持ち主なので、何度も引き戻されて勉強時間の確保には苦労しました。睡魔に負けてしまったことが何度も……。
そんな感じだったので、これは一発合格は無理なのでは、と若干諦めつつ臨んだのですが、本当にラッキーなことに合格することが出来ました。どこかのサイトに「今年は簡単だった」と書いてた人がいたので、運が良かったのかも。
それか1万3千円をもう一度払うのは嫌だ!という執念の賜物かもしれません。 これがもし5千円くらいだったら「まあ落ちてもいいや」と気が緩んでダメだったかもしれないなと思います。でもだからって高すぎじゃないですか……?


で、筆記試験のおよそ1ヶ月半後に実技試験がありました。
実技は
「音楽(ピアノなどで童謡の弾き語り)」
「 言語(指定された昔話を自分で編集して暗記して披露)」
「 造形(その場で発表されたお題のイラストを45分で描く)」
の3つの中から任意で2つ選びます。私は言語と造形にしました。音楽は、ピアノは習ってたので多少は弾けるんですが、歌が壊滅的に下手なので……。笑えないタイプの音痴です。
試験当日は、午前中にイラスト試験、午後にお話という流れで、意外にもイラストの方が緊張しました。その場でお題が配られて描き出すのですが、最初の5分くらいは手が震えてたのを覚えてます。音楽や言語と違って、描く過程を見られてるわけじゃないので一番緊張しなさそうだなと思ったんですけどね。
お題は「保育士と園児が落ち葉で遊んでいる様子を描け」みたいなやつだったんですけど、時間が45分しかないので下書きとかしてる暇がなく、構図だけ決めて色鉛筆でザーッと描く感じ。それでも時間ギリギリでした。終わった後、試験官が用紙を集めるときにチラッと他の方の絵が目に入ったのですが、皆さんすっごく上手くて、もうそのまま絵本とかに出来そうな絵がいくつもあったので、うわ〜これは……と凹みました。

一方で言語は、話を完璧に覚えていたし、3分という時間もキッチリ守れたし、ほとんど緊張せずに自信持ってニコニコと話せました。ムッツリとこちらを無表情で見ている試験官にはちょっとビビりましたが。

でも合格通知を見てみたら、ダメだ〜…と思った造形が、完璧だ!と思った言語より点数が高かったので、謎です。自分ではニコニコしてたつもりだったけど、試験官の目には不審なニヤニヤに見えていたのかもしれません。
いずれにしても晴れて保育士資格を取ることが出来ました。正直、すごくすごく嬉しいです。合格通知を開いたとき、脳内に息子の「ヤッター!」という声が響きました。あんまり嬉しくて、郵便受けの前でピョンピョン飛び跳ねそうになったくらい。ガッキーだったら可愛いけど、私がやったら通報ものです。それでも我慢できず、エレベーターの中で、やったやったー!とバタバタしてしまいました。



そういうわけで、私のような人間が人様のお子さんを預かるなんて世も末だと思うけど、せっかく資格を取れたのだから、精一杯保育士として働きたいと思います!

と言いたいところだったが、息子を預ける保育園が見つからなさそうなので、あと数年は働くことができないのであった。

〜完〜 


(うちの自治体は待機児童数がエグいことになっており、保育士の子供を優先する予定はないそうで、求職中じゃ認可外も厳しそうな様子でした。
「30代・資格取ったばかりの未経験・幼児持ち・低スペックの私が仕事を見つけるのと、母親が求職中の2歳児が保育園に入るの、どっちが先か競争だ!」編に突入しようか悩みましたが、元々今年はプレ幼稚園に行く予定だし、夫とも話し合った末、職探しは保留に。幼稚園に入ってから可能であれば短時間パートで働けるかな……そんな都合良く条件の合う園があって、私なぞが雇ってもらえれば、だけど……) 

ツイッターでお世話になっているさゆたさん(さゆたの子育て日記。)と遊んできました〜。

さゆたさんのお嬢さんとうちの息子は2ヶ月しか変わらないので、仲良く遊ぶことが出来たようで嬉しかったです。
去年遊んだときの記事

さゆたさんオフ①


さゆたさんの娘さんがお砂場で腰を据えて遊んでいたのに対し、うちの息子はまあチョロチョロと公園内を忙しなく走り回っていました。他の子と遊んでみると分かる、この落ち着きのなさ…。
でも二人とも自分のやりたいことをやりながら、たまに思い出したかのようにお互いの名前を呼んだり「どこに行ったのー?」と気にかけていて、距離感が面白かったです。
ほぼ一年ぶりだったのに、最初から娘さんが息子を名前で呼んでくれたこともあり、すぐに打ち解けてくれて安心しました。人見知りとかで全然遊ばなかったら困るな〜と思っていたので。


さゆたさんは今年二人目のお子さんを出産されて、今回も連れて来ていたので、0歳児を拝むことが出来て光栄でした。すっごく人懐っこい女の子で、私にもニコニコ笑顔を振りまいてくれて、しかもその後照れたように顔を隠していたり、お昼ごはんの際、シートの上に寝かせられた直後にクルンッと敏捷に寝返りを打っていたり、動きや表情の全てが愛らしかったです。元気に育ちますように…!!


遊びに行った先で、JRAが制作した馬アニメの上映会がやっていて冷やかし半分で見ました。友達のいない少年が臆病な馬ドンタと知り合い、お互い触発されて少年は友達を作り馬は勇敢な競走馬を目指す、みたいな話。少年の飼い猫をニンジンと見間違えた馬が「うわあ〜ニンジンが喋ってる〜〜」とビビるシーンがあって、馬が言語を司る世界において果たして野菜は喋り得ないのだろうかと思いを馳せたり、少年の友達役がいかにもジャイアンとスネ夫みたいなキャラデザなのに何の癖もなく普通に良い子達でズコーッてなったり、兄貴分の馬とドンタとのほのかなブロマンスを感じたり、よく見るとドンタが橘真琴(Free!のバック専門の人)に似てて夢が広がったりしました。

馬アニメの話はどうでもよくて……あと娘さんが見つけたドングリを息子が羨ましがって取ろうとしてしまい、娘さんは怒って「もう◯◯くんとあそばない」と宣言し、息子がショックを受けて大泣きするという一幕もありました。
娘さんには申し訳なかったのですが、息子が「ドングリが貰えなかったから」ではなく、「遊ばないと言われてしまったこと」を受けて泣いてたことに少し感心しました。「相手が怒ってる、僕を嫌だと言っている」という情報を言葉からしっかり受け取って悲しくなったなんて、理解力や感受性が進歩してる〜みたいな……。普段子供同士でこういうやり取りをする機会があまり多くないので(児童館だとケンカになる前にどうしても親が制止してしまうし)、なんか新鮮でした。いや、取ろうとしたのはいけないのですが……。
 
なお息子は私が思っていた以上に心に傷を負っていました。
 さゆたさんオフ


それから一番笑ったのは、さゆたさんとダイナミックコードの話で盛り上がったとき子供達が激辛体験をしたときでした。この辺のくだりはさゆたさんがブログに書くつもりではないかと思うので割愛。
その直前に、我が家では普段ジュースを飲ませてないんです〜虫歯が心配で〜(※)みたいな話をしていたのに、まんまとジュースを買わされてしまいました。まあ特別な日はジュース解禁するというのもオツだと思うので、結果的に良かったかも。「楽しく遊んで、ジュースも飲んだ!」という記憶が息子に残ればいいなと思います。
※虫歯への意識が高い人みたいですが、私が「ジュースだけはダメ」という勝手な自分ルールを強いているだけです。アイスやクッキーはがっつり食べさせてるという……。


  さゆたさんオフ③


2歳4ヶ月のまとめです。

身長:93cmくらい
体重:13.5kgくらい(すごい食べてる割に意外と増えない) 

■爆発期? 反抗期?
私の実家に泊まりに行ったり、児童館などが休みなので色々と出かけたり、夫が夏休みを取ってずっとベッタリしてたおかげか、一気に言葉が進み、会話ができるようになりました。夫と何度か「いつからこんな喋れるようになったっけ?」と顔を合わせたくらい。

2歳4ヶ月④口答え
しかし、言葉が増えると同時にめちゃくちゃ反抗するようになりました。
私が言うことにいちいち「◯◯じゃないよ!」と突っ込みまくったり、「見てるの! 使ってるの!  ちょっと待って!」と従わなかったり。
本人は楽しそうに言うし、イヤイヤ期のようなヘビーさはないので別に平気なんですけど、先日「あっち行けよ」と笑顔で言われたときはさすがに衝撃でした。私も夫もそういう言葉遣いはしないんですが……テレビの影響なのかなー。
そんで肝心のイヤイヤ期はいつ来るんだろう……。


■怖がりになる
電気を消すと「見えない! こわい!」と言うし、誰もいない部屋に自分から入っては「こわかったの」と慌てて逃げてくるようになりました。「こわい」って言葉を乱用してるだけな気がしないでもないが……。
2歳4ヶ月③怖い

散歩中も蟻やちょうちょを見ると喜ぶくせに、蟻を足に乗せようすると光の速さで逃げ出します。怖いんだそうです。
あと牧場に牛を見に行ったのですが、「こわいの! こわいの!」と言って座り込んでしまったり。牛さん可愛いのにー。いや結講怖いか……目が怖いんですよね牛は……。

 牛の目
(どうでもいい参考画像)



■『カーズ』『ミニオンズ』にハマる
『カーズ』の中でも、「ライトニング・マックィーンがトラックのマックから落とされてしまい、慌ててマックを追いかけるシーン」と、「通りすがりのピータービルトをマックと人違い(車違い?)して、『俺はマックじゃねえ!』と怒鳴られるシーン」が好きなようで、よくトミカや他のおもちゃなどを駆使してそのシーンを再現しています。細かすぎて伝わらない。

あとミニオンズも好きなようです。8月はマクドナルドのハッピーセットがミニオンだったんですよねー私ちょうどその時期に子供の栄養についてなどの勉強をしてて、一瞬だけ意識高い親になってしまったため買い逃してしまいました。買えばよかったーーハンバーガー食べたいしーー!

2歳4ヶ月②食レポ

8月は割と涼しい日や雨の日が多くて、水遊びなど夏らしい遊びは思ったより出来ませんでした。でもちょっとした散歩でも、視界に入る全てを楽しんでいたようで、この子にとっては全てが宝物のようなものなんだろうなあと思いました。水を差すようなことはなるべくしないよう見守っていきたいです。
2歳4ヶ月①お出かけ
柵?を見ると「あ! 棒!!」と大興奮する、棒好きの息子。


2歳4ヶ月散歩
歩くときは必ず猫じゃらしを持つ息子。私にもプレゼントしてくれます。もう本当に可愛いです。息子じゃらし〜!(適当に終わる)

先日、ひいおばあちゃん(私の祖母)に会いに行きました。
また、私が高校野球に本格的にハマりつつあるため、今年の夏はおそらくほとんど家で甲子園を見る羽目になる息子にせめてもの贖罪をと思い、新幹線デビューをさせてきました。


息子は数ヶ月前からとにかく新幹線が好きで、図書館でも片っ端から新幹線の本を読み漁り、新幹線の写真を見ると「山陽新幹線!」とか「たにがわ!」とか名前を当てていくほどです。その憧れの新幹線さんが生で、こんなに間近で見られるなんて、写真も撮り放題なんて、私も一緒に興奮してしまいました。
私がこれまでの人生で(覚えている限り)ハマったものって二次元の他は人気バンドとか海外アーティストとかばっかなので、「憧れの存在=会えないもの」という認識が強いのに、新幹線さんは会いたいときにいつでも会える! 会いに行ける、そして乗りに行けるアイドル。ツヤツヤピカピカしてて写真で見るより素敵なのも最高です。

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息子は本やテレビでしか見たことがないから、その大きさにビックリしていたのではないかと思います。


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ホームの売店では「かがやき」の駅弁が。
写真撮り忘れたのですが、おにぎり2個と唐揚げなどのおかずが入っていました。息子はその日朝ごはんを食べていたし、中途半端な時間だったので、おにぎりは一個だけにしておこうねと残りを取り上げたら、俯いてさめざめと泣き出してしまいました。本当にこの子の食欲はどうしたらいいのか……。
ちなみにこの駅弁、食べ終わったらケースは綺麗に洗えばおもちゃとして使えそうです。

2歳3ヶ月新幹線
 

新幹線を目にした時点でイベントの80%が終わった気分でしたが、今回の目玉はひいおばあちゃんなので、200km以上離れた祖母の家を目指します。

新幹線では1時間ちょっとの距離ですが、私が子供の頃はまだ新幹線が通っていなくて、特急で数時間かけて行った場所です。お弁当をゆっくり食べても時間が余っちゃって、景色はずっと代わり映えしない山や川や田んぼだし、本を読むと酔っちゃうから、お菓子を食べながらまだかなあまだかなあと暇を持て余してた記憶がありますが、今回は席について荷物を整理して、息子にお弁当食べさせて……ってしてたら、あっという間に目的地。
窓から見える山の名前なんかを息子と一緒に学びたかったのに、そんな余裕は全くありませんでした。

田舎の景色も私が子供の頃とは様変わりしてるんですよね。おばあちゃん家の近くにあった市民プールも新幹線の線路のために潰されてしまいました。たくさんあった田んぼもいつの間にかほとんどが埋められてアパートやマンションになっていたり……部外者がこんなことを言うのはなんだけど、少し寂しかったです。地元の人が便利に暮らせるのが一番だし、住んだこともないくせに勝手なことを言うなって話でしょうが。


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息子が祖母に会うのはこれが2回目で、去年も一度会っているのですが(前回は車で来た)、今年はちゃんと「ひいばあちゃん」と呼ぶことが出来て達成感がありました。
祖母は92歳になりますが、相変わらず元気。足腰はさすがに弱ったけど、呼ばれれば他県の親戚の家にも遊びに行くし、肉をモリモリ食べます。ここ数年は会う度に「これが最後かな」と寂しい気持ちになりますが、もしかしたら最後はもう少し先なのかも。嬉しい。
祖母には既に曾孫が何人もいるのですが(いっぱいいるので人数がよく分からない)、私が出産したときも大層喜んで、「ガミガミ叱らずに、大らかに育てるんだよ。宝物なんだからね」と言ってくれました。そして息子の写真を毎朝拝んでいるそうです。宝物というより神様扱いです。


失敗したのは、息子は「ひーばーちゃん!」と呼んで楽しく遊んでいたのに、写真や動画を撮り忘れたこと……。一度お昼寝して起きたら何故か強烈に不機嫌になってしまって、ご機嫌なときに写真を撮っておけばよかったのに、後回しにした結果、泣いてる写真ばかりになってしまいました。
2歳3ヶ月長野①

2歳3ヶ月長野

でもまあ、これも人生ですよね(92年生きてる祖母に会うと、細かいことがどうでもよくなります)。


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どうでもいいんですが、帰りの新幹線で私達が予約していた席に若い男性グループが座っていて、困惑しつつ声をかけたら「ニホンゴ ワカリマセン」的な返答が。中国人旅行者だったっぽい。咄嗟に「そこ予約してるんですけど〜」と不慣れな英語で言ったら、「アー! スミマセン」とペコペコしながら慌てて荷物をまとめて降りて行きました。
自由席と間違えたのかなあ……と思ったけど、車両には英語でReservedと書いてあったし、確信犯(誤用)かな? 恐らく東京を目指してたんだろうに、あんな無計画に降りて、彼らはどうするのだろう……と、異国の若者の行方に思いを馳せながら帰路に着いたのでした。


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七味推しの雰囲気につられ、大量に買ってしまいました。私は辛いものが全くダメなのに……。
(でも自分用に名物おやきも買い込みました。東京でよく見るパン生地タイプはあまり好きじゃないので、モチモチ生地のをたくさん買えて幸せです)  

今春から通っていた親子教室がひとまず終わりました。

親子教室に通うことになった顛末


私が参加した親子教室とは、ざっくり言うと「健診で引っ掛かったり、育児に悩みを抱えてる親子だけが参加できる教室で、心理士さんやベテラン保健師さんなどに子供の様子を観察してもらいつつ、親子で楽しく遊ぶところ」です。
うちは1歳半健診で発語がなく、その後面談したST(言語聴覚士)さんの勧めで参加してました。

<教室の内容>
最初にSTさんに言われた通り、特に専門的なものではなく、内容としては児童館や支援センターの幼児クラスとあまり変わらなかったです。

参加して気付いたのですが、この教室の目的は「子供の個性を発見すること」でした。私はてっきり「療育が必要か(=障害の可能性が高いかどうか)」を見極める場だと思っていたのですが、そうではなかった。

というのは、この教室では色んな遊びをやってみるんです。
輪になって手遊びだったり、絵本や紙芝居を読んでみたり、歌を歌ってみたり、粘土やってみたり、風船をいっぱい出してみたり、走り回ってみたり、あるいは自由に遊ばせたり……。
それはどこの幼児クラスでもそうかもしれないのですが、ここでは明確に「自分の子供が何が好きで何が嫌いかをしっかり知る」という目的がありました。

好き嫌いを知ることで、「今の生活が子供にとって負担になっていないか?(子供にとって耐え難いことが生活に潜んでないか?)」ということ、あるいは「その好き嫌いはこの先、幼稚園や学校に行き、さらには大人になって生きていく中で、生き辛さに繋がるのだろうか?」などが分かってくるんですよね。そして今後の展望が開けるという……。

何と言うか、例えば……好き嫌いは誰にでもあるものだけど、「白米が食べられない(食べたくない)子」と「ビーフンが食べられない子」なら、日本では前者の方が日常での苦労が多いと思います。これから幼稚園や学校で給食を食べることを考えると、白米との付き合い方を学ぶために(「食べられるようになるために」ではなく)、療育に行った方がいいかもしれない、みたいな。あくまで例えです。

そういう風に、「今の生活で親が難儀していること(例えば偏食とか癇癪とか)は、子供の個性・特性に起因しているのではないか? また、これから先の生活に支障が出るような好き嫌いがあるのではないか?」というのを見つけるわけです。
これが親子教室の目的なのかー!と分かり、なんかすごい目から鱗。そして発達障害なのかどうかばかりを気にしてた自分をちょっと反省しました。そういう問題じゃないんだなーと。



あと嬉しかったのは、とにかく「親子をそのまま肯定する」場であったこと。

少人数の参加者に対し、何人もの保健師さんや児童の専門家がついてくれたのですが、子供のことや親の育て方を決して否定しないんですよね。
例えば手遊びの時間に走り回ったり、紙芝居の時間に叫んで回る子がいても、「座って」とか「静かにしましょう」とか言わないんです。むしろ「元気だねー! 走るの楽しいね、足がとっても速いんだね!」と声をかけたり、「すごく大きな声が出るね! ◯◯くんは、静かにするより、大きな声を出す方が好きなんだね」と言ってくれたり。
そんな感じなので、親も「すみませんすみません」と謝り倒す必要がなく、皆さんリラックスして参加できていたと思います。私も。
(親子教室じゃなくても、本来子供はこうして肯定して育てたいですよね)

親の育て方についても、例えば「子供が走り回ると、慌てて追いかけて捕まえてるんです」と言うお母さんがいると、「お子さんの安全のために頑張ってこられたんですね。大変でしたね。お母さんのやり方は間違ってないですよ。あとは、こうするのもいいと思いますよ」と言ってくれたり、「どうしたらいいか分からないんです」という人には「そうですよね。分からなくて当然ですよ」とフォローしてくれたり。

そういう、「とにかく肯定してくれる人」って、地味に貴重だと思いました。特に親子教室は「食べない、寝ない、静かにしない」みたいな子が多かったので、そういう子を育ててる親は「あなたは間違ってないですよ、悪くないですよ、頑張ってきたんですね」って言葉をとても必要としてるんじゃないかと。


<今後のこと>
保健師さん達は今後については親に任せるというスタンスで、はっきりしたことは言ってくれなかったんですが、やんわりと「療育は必要ないんじゃないか」とは言われました。が、私の中に心配な気持ちが残っているので、悩んだ末、発達センターに一度相談してみることにしました。
集団での体操などを怖がることと、なんとなく集団にいると不安が強そうなことが心配なんですよね。「嫌い、やりたくない」ならまだいいんですけど、「怖い」が強そうなのが気掛かりで。

まだ幼稚園には2年近くあるし、考えすぎかもしれないのですが、もし集団に入るのが息子にとって負担なら、今後のためにも何か対策を取りたいです。幼稚園から大人になるまで、集団生活の連続だし……。
それに先日子育てサークルの活動でお会いした、知的障害のお子さんを持つ女性に「どんな内容であれ少しでも不安なことがあるなら、さっさと相談に行くべき。それで何もなかったら、な〜んだ考えすぎだった〜って笑えばいいだけの話なんだから」と言われたのが響きました。些細なことで相談に来られるとセンター側は大変だろうし、そのせいで早急な対応を必要としている親子が後回しになってしまうことがあってはいけないと思うのですが、電話してみたら「どうぞお気軽に〜」と言ってくれたので、マジで気軽に行ってこようと思います。

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