2016年05月

息子が熱を出した。
数日前にヒブと小児用肺炎球菌の予防接種を受けたばかりだったので
てっきり副反応かと思って「朝には元気になるよ〜」と甘く見ていたら、
翌朝40度近くなっていた。
さすがに様子見してるのも不安になって、
予防接種を受けた小児科に電話をしてタクシーで駆け込んだ。


息子が熱を出したのはこれが二回目で、しかも初めての熱は先月のこと。 
1歳になってまだ2ヶ月も経ってないのに既に2回熱を出しているが、
そういった熱や病気や怪我時の対応を0歳の頃に学ばなかった私は
今更ちょっと焦ってしまった。
(0歳の一年間を平穏に送れたことは本当にラッキーで有り難いことだと思っているけど、
その分緊急時の対応や心構えを実践としては何も学べていない訳で…)


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以下は今後発熱があったときに自分で振り返るための覚え書き。
大抵の親御さんは既にご存知のことと思います…。

①予防接種の副反応の場合、発熱以外の症状は出ない。
(これは知識としては知っていたけど、でも接種後に鼻水を伴う熱が出たので
鼻水も含めて副反応なのかな?と思ったら、やっぱり違うと言われた)

②解熱剤は水分補給が出来ている内は積極的に使わない方がいい。
(水を飲まなくなったら脱水の危険があるので解熱剤を用い、
熱が下がっている間にたくさん水分を取らせる)

③粉薬を飲ませるのに苦労したら…
・水に溶かす(→これはダメだった。一口飲んで吐き出し、その後は拒否)
・専用のゼリー(→これは大当たり。パクパク食べてもっと欲しがったくらい)
あとは
・ミルクに溶かすのは×。ミルクを嫌いになってしまうと困るから。
・バナナ、練乳、カスタードクリーム、ジャム、1歳以上なら蜂蜜、プリンなどに混ぜてもOK。
・チョコや抹茶味は苦味を消す効果が期待できるので苦い薬にはお勧め。
 ただし美味し過ぎるとお菓子感覚でねだられるようになることが多いそうなので
 間食のコントロール的な意味ではリスクがありそう…。
・冷ましたお味噌汁、ポタージュなどでもOK。
・食べ物に混ぜるのに抵抗があれば、水で練って舐めさせたり
 口の中に塗り付けるという方法もあるらしい。
 とのこと。


↑このツイートに頂いたリプが参考になりました。ツイートを開くとぶら下がってます。


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それにしても、当たり前のことながら「子供が熱を出す」って本当に突然で、
それによって全ての予定が狂うというのは身を持って体験すると結構辛いものがある。

今回うちは元気に夕食を食べ、寝る準備をしていたら突然グズグズ泣き出し、
もう少し待ってて〜とあしらっている内にいつもと様子が違うような気がして
触ってみたら滅茶苦茶熱かった…という流れだった
(10分くらい「ちょっと待っててー」で放置してしまったので、
もっと早く気付いてあげればよかった…と凹んだ)。
自分のことなら「少し風邪気味かも。熱出るかもな」とか 「なんだか怠いな」と
覚悟が出来るけど、他人だからその辺が分からない。
しかも夕食食べてるときは熱くもなく元気いっぱいだったので、
本当に突然発熱したんだと思われる。これじゃ予測のつけようがない
(予防接種後だということを除けば、だけど) 。

二日後に予定が入っていたけど、当然キャンセルせざるを得なくなってしまった
(他の人も関わっている予定だったので、残念だし申し訳なかった…)。
これがもし仕事だったり、予約やチケットを手配してしまっているような用事だったら…
と思うとゾッとするものがある。
よく「子持ちはすぐ仕事を休む」という愚痴(悪口?)を見かけるけど、
私も働き出したら言われるんだろうなあと気が滅入ってしまった。

ちょうど先日、数少ないオタク友達から数ヶ月後に予定されている
某人気声優のイベントに誘われて、子供を理由に断ったことを残念に思っていたけど、
やっぱり断っておいて正解だった。
当日行けるかな、熱出さないかな、無事預けられるかな…と数ヶ月ドキドキ過ごすのは
私の心臓には負担すぎる。
苦労して取ったであろうチケットを無駄にしてドタキャンなんて申し訳が立たないし。


話がズレて取り留めがなくなってしまった。

息子の熱は一日で落ち着いたものの、その次の日は朝から機嫌が悪くグズグズ、
熱が出た夜から三日経ってようやく元通りになった。

子供の場合、熱でかなり体力を消耗しているので
下がったからと言ってすぐに日常に戻れるわけではなく、
大抵はその後数日を家で過ごすのが普通だと思う。
運良く熱が一日で下がり、下がった後の安静日を一日だけとしても、
通常の生活に戻るには丸三日はかかるということか…。
これで熱が長引いたり、下がった後も数日は家で様子を見ようとなると
一週間近く家から出られないことになる。
子供の発熱なんてそう珍しいことでもないし、
「ある日突然一週間拘束されて買い物も仕事も行けなくなる」なんてことが
割と頻繁に起こると思うと、育児というのはやっぱり大変だ。
うちはまだ1歳になったばかりで、子供も大人しい性格なので
普段「育児大変、辛い、いっぱいいっぱい」と思うことは少ないものの、
一つでもイレギュラーが起きると途端に身動きが取れなくなるということを
改めて認識した。

しかもこれで子供が嘔吐や下痢を併発したり、家族に感染したりしたら……
想像するだけでこっちが具合悪くなりそう。
こんな爆弾を抱えながら働いたり忙しい用事をこなしている方、
本当にお疲れさまですと言いたい。めちゃくちゃ可愛い爆弾ではあるけどね…。



どうでもいいけど、ドラクエのばくだんベビーって可愛いよね。

先日、泣き相撲に行ってきた。
4月に1歳の誕生日を迎えたとき、息子が参加できるようなイベントないかな?と
色々検索して見つけたのがきっかけ
(本当はハイハイレースに出てみたかったけど行ける範囲では見つからなかった)。
 
場所は安産祈願で知られる小さな神社。
子供達はあらかじめ登録しておいた四股名のシールを貼った兜を被り
まわしをつける。これはなかなか良いコスプレで、
うちは未だに写真館などで衣装を着せて撮影したことがないので
これだけで参加の意義があったと思うほどだった。
赤ちゃんの力士コス、プライスレス。
ちなみに女児も同じ格好。
 
100人近い赤ちゃんが参加するので受付時間が分けられているのだが、
ここではそれほどの混雑ではなかったからか、その辺はかなり甘かった
(うちは11時半から受付開始とチケットに書かれていたけど
その20分程前でも受け付けてくれた)。


土俵入りやご祈祷も「準備が出来次第どうぞ〜」という感じで、
時間に急かされることがなかったため存分に場を楽しむことが出来た。
放っておいたら日が暮れるまで写真を撮り続けるのでは…と思えるくらい
ひたすらお子さんにカメラを向けているご家族もちらほら(うちも人の事は言えない)。


赤ちゃんが泣き喚く中ご祈祷を受け、土俵入りをする。 
力士に抱っこされて泣いちゃった〜、あははニコニコー、
あるいはビックリしすぎて泣かないねー、泣け泣け〜あははーという流れかと思ったら、
突然力士役の人が「うるぁぁぁああああああああああああああ」と
若本氏ばりの巻き舌で雄叫びをあげた。
え?と思っている内に、相手力士も、さらには行司までもが
「おおおおおおおおおおおおおおお」「カーーーーーーーーーーーーーッ」と
奇声をあげ始める。

これは最早泣き相撲じゃない。泣き相撲とは、泣かせ相撲だったのだ。

知らない男性に抱っこされているだけで十分泣いていた両赤ちゃん力士は、
成人男性の全力雄叫び×3を浴びて阿鼻叫喚に。
それでも土俵に立っている間、力士達の雄叫びは止む事なく
ひたすら赤ちゃんを脅かし続けていた。

私は最初こそ呆気に取られたものの、あまりの事になんだか笑えてきて、
さらに地獄の責めに耐え続ける(いや泣いてるけど)息子の立派な姿を見て
ウルウルしてきてしまった。我ながら親バカだと思う。

この泣き相撲は勝敗をつけないようで、しばらく赤ちゃんの泣き声(と雄叫び)を聞いた後、
力士がそれぞれ赤ちゃんを高く掲げ健闘を称えて終わった。


それから手形を取り(息子は泣いてしまって上手く取れず、
しかし慣れているらしく動じないお姉さん達が笑顔をキープしたまま
息子の手を無理矢理開いて取ってくれた)、太鼓の上で記念写真を撮り、
強制的に四股踏みをさせて成長や健康を祈願した。

かかった時間はおおむね40分くらい。
頂いた記念品と、「こんなにも多くの人に成長を願われる息子はなんて幸せなんだ、
みんな息子を愛してくれてありがとう…」という気持ちを胸に神社を後にした。
息子は声が枯れるほど泣き叫んでいた。


参加費は一万三千円。
今回使用した兜(丈夫な紙で出来たもの)、力士コスのキューピー人形(手乗りサイズ)、
でんでん太鼓、神饌(砂糖)などを記念品として頂く。
泣き相撲には賛否あるだろうけど(泣かせ相撲となれば余計に…)
参加してとても良かった。
自分の子供が、自分達家族以外の大人から健康や成長を祈願してもらうというのは
親にとっても大切なことだと思う。


話は変わるが、幼い頃に読んだ少女漫画で、
「普通の少女として人間界に暮らしてきた子が実は
魔の手から逃れるために人間の女性のお腹に転生した天界?かどっかの偉い人だった。
その子が晴れて天界に戻ることになったので、使者が母親の元に現れて
『今までご苦労様でした。立派に育ててくれてありがとう』的なことを言って
母親から少女の記憶を消す。
母親は使者に触れられた瞬間、娘の記憶を全て失くし、子供のいない日常へ戻る」
という話があった。
(それらしいキーワードでぐぐっても出て来なくて何の作品だか分からない。
完全にうろ覚え…どころかほぼ覚えていないので結構脚色しちゃってるかも…)


息子は天界の救世主じゃないだろうし私も記憶を消されることは恐らくないだろうが、
「預かって育てている」という気持ちをほんの少しだけ持つようにしている。
この子を産んだのは紛れもなく私だけど、
だからといって息子は私の従属物でも所有物でもない。
子供はいつか巣立つものだから、巣立ってもらわないと困るから、
天界…じゃなくて社会に堂々と出て行けるように大切に育てないといけない。
さらにご祈祷を聞きながら、「この子がいつかこの世を後にしたときに
立派に神様の元に戻れるように、幸せな人生を送れるよう育てなければ」とまで思った。
祝詞、うろ覚えだけど「いつの世も変わらぬ親の思いが云々〜」みたいな部分があって
ちょっとジーンとして感傷的に(そしてメルヘン思考に)なってしまう。
私、どっちかっつーと天国=キリストのイメージが強いんだけど。
(これは私個人の考えだから理解や共感できなくてもスルーして頂けると助かります)

ともかく、泣き相撲に限らないけど、この手のイベントは
そういうことを実感できる良い機会だ。
お宮参りや七五三など言われなくても多くの人がやるであろう伝統的な行事もあるし、
高いお金払って泣かせ相撲をやるべしとは言わないけど、
毎日息子と二人でだらだら過ごしてる私にとっては
「息子を大事に育てなくては」と、ふんどしを締め直した一日だった。相撲だけに。


泣き相撲1
泣き相撲2

泣き相撲3



どうでもいいけど最後のコマだけ加筆修正しました。
勢いで書いてアップしてから「あっやっぱり直そ…でもアップし直すと
折角RTとかしてくださった人に悪いし…」って悩むのいい加減やめたい。
まあ大して変わってないんですが…。


子供の頃からオタクをやっているが、オタク友達というのはそう多くない。
私は同人活動もしてないしイベントにも滅多に行かないから
オタク仲間と知り合う機会がないし、
何より人とリアルで会話するのが苦手なので
萌え語りも作品考察も全部ネットで済ませてしまう方が楽だった。

けど最近、無性にオタク友達が欲しくて仕方ない。
恐らく、子供を通じて色んな人と話すようになったからだろう。

これまではオタクもそうでない人もどちらともそれほど話さなかった
(仕事は別で。人と話す職業だった) 。
でも今はオタクじゃない人とばかり話している。
だからきっと、バランスを取りたがっているんだと思う。心が。魂が。



私が行動力溢れる新しく人と知り合うのが大好きなアクティブオタクだったら
「育児中のオタク集まれ〜!」とオフ会でも企画するところなんだけど、
残念ながらそうはいかなかった。着てく服ないし。

児童館や支援センターにも いわゆるオタママっていると思うんだけど、
そういう人と出会う可能性ってどのくらいなんだろ。
向こうがオープンなオタクならともかく、隠れていたら見つけられないしなあ。


それに同じオタク同士でも、好みや作品へのスタンスってものがあるから、 
オタクならみんな話が合って仲良くなれるというわけでもないし…。
ファッションが好きだからといって、金髪を盛りに盛ったAgeha嬢と、
生成りのシャツが好きなナチュラル系の人が意気投合できるか?
音楽が好きだからって、クラブで流行の曲をガンガン踊って楽しむ人と
ピアノの音色にうっとりする人が語り合えるか?
という話だ(特に例える必要もなかったな…)。

特に最近はすっかりユルいオタクになってしまったので、
深夜アニメを何本か見て、漫画は昔から追ってる作品を買ったり
たまに気になった作品を読むくらい、
グッズは気に入った物を少ししか買わないし、イベントなんて以ての外…という体たらく(?)。
私は元々好きな作品やキャラをしつこくしゃぶり尽くすタイプなので
オタク界の最新情報についていってないし、
漫画なんか余りにも熱中しすぎて一気に読むと精神的に疲弊してしまい
現実世界に戻れなくなってしまいそうという理由で
気になった作品があっても一ヶ月に何作品もは買い込まない、という
自分ルールがあるくらいマイペースにオタクをやってきた。
その上、子供が産まれてから、これまでオタク活動に割いてきた
気力・時間・お金が確実に割を食っている。
私は人の萌え話を聞くのが好きなので、必ずしも好きな作品やペースが一致しなくても
気にしないけど、相手はそれでは物足りないだろう。

(そういえば「最近は自称オタクが多すぎる」というような引用RTが来て、
多分にわかオタクのことを指してるんだと思うけど、
人によっては私もオタクとして認めてもらえないのでは…と思った。
オタクのラインって人それぞれだから言い出したらキリがないしな…。
個人的には作品に敬意を払っていて、
かつ作品にどっぷり浸かる人じゃないと話してて辛いなと思う)

そういう意味でも、リアルでなんとなくウマが合った相手が
実はオタクだった!という展開が本当に理想で
(性格が合えばジャンルが同じでなくても仲良くできる…はず)、
分かる人には分かる程度のオタクグッズを身につけて
ささやかにアピールしてみようかなと考えてるけど、
それって最早「パンをくわえて走っていれば曲がり角で男子生徒とぶつかって
そいつが転入生で隣の席になり一緒に夏祭りに行くことになる」と
同じようなことなのかもしれない。


そう考えると、やっぱりネットでジャンルごとに話し相手を見つけたり、
ツイッターで好きなように呟いてる方が楽なんだろうなあ。
でもバランスを取りたがっているのだから仕方ない。魂が。



これはその子と仲良くなって初めてご飯食べに行ったとき
唐突に言われたので、今思うと「あんたオタクだろ…? 分かってるんだぜ。
でもあたしはオタクなんて大嫌いだから頼むからあたしの前では慎めよな。
あんたとは闘いたくないんだ」的な、牽制だったのかなと…。



 

最近のディズニー作品は、「うちはこういう方針で行きますよ」というのが明確で
観ていて気持ちいいものがある。その方針が合わない人は見てられないだろうけど。

「人を属性で判断するな」を始めとしたメッセージが、
道徳の教材ビデオみたいに分かりやすかった。
分かりやすいけど、言われてみると世の中そんな偏見ばかりだよねと思わされる。
一つ一つの台詞に、「そうだよね、そういうのよくないよね」って思うのに、
じゃあ実生活で自分はそういうの気を付けてるか?と問われると
ちっとも出来てなかったりする。

差別とかステレオタイプとかをテーマにしてるけど、
「強い人が弱い人を虐めてはいけませんよ」というところから
既に一周まわっているのだから恐れ入る。
こんなに良質なエンターテイメントでダイバーシティを学べる今の子供達は、
私達の世代とは価値観が全く違う大人になれるのかもしれない。

大分前にツイッターでも書いたのだけど、
Gleeでゲイ少年カートの父が、カートを侮辱したフィンに
「俺だって昔はゲイの仲間をからかった。
(ゲイに対する)考えを変えるのに時間がかかった。
でもお前は俺達とは違う、新時代の男だと思っていた。
考え方が最初から全く違う、新しい男なのだと」
みたいなことを言うシーンがある。台詞はうろ覚えです。
この台詞にはかなり痺れて、息子を産んでからも折りに触れて思い出す。
この子は新しい時代の子供だから、私なんかが身につけてしまった古臭い偏見を
受け継がせたくはないと強く思う。

そんな新しい時代の子供達を育てる映画だった。

ともすればちょっとお説教くさい内容を、魅力的なキャラクターと
テンポのいいストーリー、圧倒的な映像美で包んでいるので大人でも飽きずに観られる。
警察署長がバッファローというのが(バッファロー好きの私には)たまらないし、
ライオンハート市長や肉食動物の警官達のかっこよさには痺れる。
動きが『美女と野獣』のビーストっぽいのも嬉しくなってしまう。
そしてメインキャラのニックは本当に良い! 
飄々として掴み所がないけど弱い部分を隠している(たまに隠し切れてない)、
素直で心優しい魅力の塊のようなキャラクターだ。
あとディズニー(を始めとする海外の作品)って、
ナマケモノのフラッシュとか、ニックの"赤ん坊"みたいな、
ギャップのあるキャラの描き方が巧みだなと思う。
すごく分かりやすくて、「そうだと思った」って感じなのに、
まんまと笑ってしまうんだよね。細かなところまで作り込まれてるからかな。
フラッシュの出てくるシーンは場内に大人のクスクス笑いが溢れていた。
ズートピアにはあらゆる動物がいて、ズートピアを俯瞰するシーンでは
誰もが「あれは私だ」と思えるキャラクターがいそうなのも引き込まれる理由の一つだと思う。


ズートピア



あとジュディが落ち込んで部屋に帰り、ラジオをつけたら
Everybody hurtsやAll by myselfが流れてくるシーンはニヤニヤしてしまった。
まさかディズニー映画でR.E.Mが聞けるとは。
あと、あと、ゴッドファーザーパロの連発はもう楽しくて拍手したくなった。
ディズニー映画って基本的には子供がターゲットだと思ってるけど、
こういうところで「大人の自分も歓迎されている」とちゃんと思えて、それが妙に嬉しい。


それにしても映像のクオリティには毎度驚かされる。
毎度驚かされすぎてもう驚かないくらいだ。
ニックの尻尾のモフモフ感とか、景色の美しさとか、
これが人間がコンピュータ上で作ったものだなんて
素人の私にはにわかには信じられない。
トイ・ストーリーを初めて観た当時、何てすごいCGなんだ!と思ったものだけど、
今観てみるとちょっと笑ってしまうくらいテカテカしてるものなあ。
どこまで進化するんだろ。

私が観たのは2Dの日本語吹替で、
事前に情報を何も入れなかったので吹替を誰がやっているのかも知らなかったけど、
大体は特に違和感なく観られた。
上戸彩さんもよかったし、ニックの森川さん、
脇を固める三宅健太さん、玄田哲章さんらの安定感が素晴らしかった。
個人的にディズニーやピクサーの有名人起用は割と好きなんだけど、
やっぱり署長やら市長やら貫禄のあるキャラクターはプロ声優さんがいい。迫力が違う。

ただ一つ難点を言うと、ズートピアの人気歌手ガゼルの吹替は頂けなかった。
声や演技自体は別にそこまで悪く言うほどじゃないと思ったけど、
何せ本国版がShakiraで、日本語版でもラスト(ガゼルのライブシーン)はShakira版が流れる。
そこで歌の合間に話す声だけが吹替になってて……
Shakiraの骨太な歌声と、間に観客を煽る吹替の人の声が
いくらなんでも違いすぎて違和感しかなかった。
主題歌起用はいいとしても、このシーンは何とかならなかったのかなあ。

そういえばサバンナ高橋さんも出ていると知り驚く。
毎日コッシーで声聞いてるはずなのに。我ながらいい加減な耳…。

見終わって自宅に帰ってから本国版の声優を調べたら、
ライオンハート市長がJ・K・シモンズだった!
これは英語版も観たい。


子供がもう少し大きくなったらDVD買おう。

(※一番最後に画像あります)

ネットで知り合った人と会う。
というのは私にとってとても考えられないことだった。
私がちょうど中学くらいの頃、いわゆる「出会い系」なるものが登場し始め
(調べたら2000年代のこの頃は出会い系の始まりではなく、「第二次出会い系ブーム」らしい)、
大人達からは口を酸っぱくして「ネットで出会うな」と言われたものだった。
(当時、同級生のKちゃんがネットで知り合ったトラック運転手の男性と
デートしたことが担任にバレ、うわさ話に参加してヒューヒュー言ってた私まで
家庭訪問をされるという憂き目にあった)

 
同人活動などをしておらず、身近にそんなにオタク友達のいない
(オタクじゃない友達もそんなにいない)私にはネットは常に救世主だったけれど、
基本匿名で話すことの多いネットでの出会いを
リアルに持込むなんて、やっぱり私にはハードルが高い。
自分に自信ないし、文章で話すほど上手くコミュニケーション取れる気がしないし…。
折角ネットで話し相手になってくれているのに、
変に近付いて関係を壊してしまうのも嫌だった。

が、先日そんなハードルを易々と超えてしまった。

ツイッターで以前から相互フォローしてリプをやり取りしている こたきさん と、
一緒に映画に行くことになったのだ。 
オフ会なんて絶対ないわ〜と思っていたのに、
いざ誘われてみたら二つ返事でOKしていた。
飛んでみたら意外と低かったハードル。

一週間で10kg痩せないかな…と思いつつドキドキしながら過ごし、
前の日の深夜(当日の早朝)に まぶたを蚊に刺されてリアルお岩さんになるという
まさかのハプニングに遭い、半泣きで目を冷やしながら眠れぬ夜を過ごし、 
そして当日。

電車に一時間程度揺られて目的地へ。
直前になって電車の混雑度やエレベーターの有無を考慮してルートを変更したら、
元々使う予定だった電車が運行トラブルで大幅に遅れて大混雑、
私が選んだ方は貸切のようにがら空きというラッキーに恵まれた。

こたきさんは絵を描く方で、私の脳内ではイメージ図が完全にイラストのままだった。
だからご本人が目の前に現れたときは、
「!? 絵じゃない! 生きた人間だ!目が点じゃない!」と一瞬脳がパニくる
(向こうも同じだったりして…? 私の場合、イラストは美化してるので余計に)。
でもイラスト通りの優しそうな雰囲気の方だった。
ちゃんとご挨拶したかったのにコミュ障パワーでアワアワしてしまい、
緊張して手に汗かきながら映画館へ。


自画像
美化120%の自画像
(こんな風に描いて、本当はまあまあ可愛いんでしょ?と思った方、
明日もう一度ここに来てください。期待を裏切ってみせますよ)



映画の前に和食バイキングのお店でランチ。
少し落ち着いて話そう…!と思っていたのに、お互い手一杯になってしまった。
子供と一緒に、ブッフェを、自分も食べながら、初対面の方とお話、
なんて情報が多すぎた。
でもなんとか合間合間に会話し楽しく食べる。
(言わなかったけど、こたきさん盛りつけが綺麗でさすがだなと思った。
なんか絵とか上手な人ってこの辺のセンスが既に違う気がする。
私のお皿は豚の餌のようでした)
ここのランチ、決して高くないよくあるブッフェなのにメニューが豊富で美味しかった。
子連れに優しいし、ぜんざいやソフトクリームもあるし…。
ショッピングモールなのでレストランもたくさんあったけど、
ここに決めてもらって大正解だったな〜。

それと、ここでは娘さんのあどけなさに癒される。
子供用イスの上に立って(うちの息子もだけど)、あでゅ!あでゅ!と
一生懸命お話してたのが可愛くてずっと見つめてしまった…。
息子より1ヶ月上で、フォークなどを持ってちゃんと食べるし
(息子は原始人並のワイルドな手づかみ)、
お喋りもなんとなく感情が篭ってる気がする。

ランチを終えて、目的のズートピアを鑑賞する。感想はまた別の記事に。

今回最大のサプライズだったのは、
共通のフォロワーさんがその場に居合わせたこと。
偶然だということだったけど、どの辺りに住んでるかも知らなかったので
「そんな偶然ある!? 世界どれだけ広いと思ってんだ!」と驚いたけど、
偶然だったそうです。It's a small world.
その方はいつも面白ツイートをされている方で、
以前ご自身が自虐的に「私なんかうんこです」と言っていたので
お言葉に甘えてうんこでイメージしていたら、
二度見するくらい感じが良くてキラキラしてる方でした。何てこった…。


上映後はショッピングモールをうろうろ。
ずっと抱っこ紐で大人しくしていた娘さんを解き放ったら、
ぺたぺたと(靴は履いて)ペンギンみたいに歩き出し、もう止まらない。
お店に入ろうとする→引き戻す、の繰り返しで、
まだうちの息子は歩かないので「歩くとこんな感じなんだ…!」と面白かった。
エンドレスウォーキングになりそうだったのでモール内の有料プレイスペースに。
眠っていた息子も楽しそうな雰囲気に目を覚まし(嘘。ベビーカーから降ろしたから起きた)
一緒に遊んだ。前から行きたかったボールプールに入れてみたら、
今まで聞いたことのない雄叫びのような声をあげて喜んでいた。

40分ほど遊ばせて少し落ち着いたので、
水素水が売られているスペース横のソファに座る。水素水って何なんですか?
ここでようやく落ち着いて話せた感じで、
私が持参したBL作品の小冊子を読んでもらったり、
BLお勧めリストをお渡しするという圧倒的キモオタ感を発揮してみたりしました
(落ち着いて話し出した途端にこれだよ!)。

当初の予定では映画終わって一時間くらい、16時頃には帰る感じかなと思っていたけど、
気付いたら 17時頃(って大して変わらないか)。
最初はぎこちなかったけど、少しは話せるようになった…気が…する…し、
少なくとも私はとても楽しかった。
緊張したけど来てよかったなと心底思いました。

しかも誘ってもらえただけでも感謝感謝なのに、
手作りのヘアバンドを息子に頂いて感激。
ポンポンが付いててとても可愛い…!
でも頭に物を着けるのが嫌いな息子は大人しくしてくれず。
そういえばこの日の朝、帽子も嫌がって脱ぎ捨てようとして泣いたし、
どうやら特訓が必要らしい。千本ノックならぬ帽子千本プットオンするか。
本当に可愛いヘアバンドなので、早く装着させたい。させて写真を撮りたい。

それにしても、お会いすると決めてからしばらく、
これを話そう、あれを言おう、と色々練っていたにも関わらず、
そのほとんどを口に出来なかった。
ネットで何度もやり取りして相手のことを知っている気はしても
やっぱりリアルとは別物で、
初対面でいきなり気さくに突っ込んだ会話は出来なくて、
なんとなく当たり障りのない子供の話ばっかりを振ってしまった。
結果的にすごく楽しかったので後悔するほどでは決してないんだけど、
折角会えたのに惜しいことしたかも、とは思う。
上手に会話できる自己啓発本でも買って読んだ方がいいかもしれない。

帰りの電車もそんなに混雑しておらず、
隣に座ったサラリーマンの年配男性も息子にニコッとしてくれて、
なんだか良い一日だったなとしみじみ帰路についた。
オフ会に対するイメージが変わったので、また機会があったら多分行ってしまう気がする。
でもその前にもう少し会話力と外見を磨きたいとつくづく思った…。
改めて誘ってくれた、そして一日付き合ってくれたこたきさんに感謝です!!


こたきさん

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